抹茶味chips
ヲタ系雑記サイト(二次元全般・舞台訪問・天文・痛車・whisky etc)
「2000年前、そこは地上の楽園だった―」の謳い文句のこのポンペイ展
http://www.ctv.co.jp/event/pompei/about.html
それより衝撃を受けたのが3階で開催されていたアマチュアの書展でした。。。
5歳児の書く「書道」
そのテーマが「つり」「ほし」「なつ」etc...
すごく単純な題材で、ちょっとくすっと笑いたくなるような拙い字なんですが
何だか伝えたい「意図」って奴がすごく直感的に伝わってきて・・・
これを見た瞬間、自分が5月にぶっ倒れたときの走馬灯が一気に蘇ってきた感じがしました。
脳がぶっこわれて、言語野がおかしくなって
いろんな概念の中で象徴的だった「子供の時の記憶」を見てるような感じで
人間って、子供の時からみんな大体同じように「成長」していくんですよね
また同時に大人になるにつれ素直に感情を表現出来なくなって「弱く」もなっていく
言葉の中に「子供の時からの素直な感覚」を込められたら、どんなに素敵だろうとかちょっと今は思ったりします。
言葉はいろんな「イメージ」を表すために存在していて、
またそうやって作られた言葉の中には同じ言語を共有する以上同じイメージがあって
でも子供一人一人に「好きな言葉」は違っていて・・・
展示様式がなんかすごく狙った感じなんですよね
ぐるーっと一周すると、その書道会の大人の作品に至るという。
段々段々題材が複雑になっていって、最後には漢詩の「蘭亭序」に至るという。。。
最初見たときは「何じゃこの念仏?!」と思いましたw
えっと、それでポンペイ展ポンペイ展・・・
1300円も入場料払ったんですから、それ相応の感想を用意しとかないといけないなぁと思いつつ。
まず、「ポンペイ」という遺跡が何ですごいのかっていうと、
西暦79年のヴェスヴィオ山(ポンペイから北西10km)が噴火して、
その降り積もった火山灰の「おかげ」で当時のローマ帝国の都市ポンペイの町並み、生活様式がそのまま保存されたという2000年の時を経た「奇跡のタイムカプセル」ということなんですよね。
当時のローマ人たちはギリシア神話がとても好きで、邸宅の壁画や飾ってあった絵画、そして彫像にはありとあらゆる神様(ビーナスとか)が描かれていました。
そこでふと思ったのが・・・
「これって現代の日本人ヲタの行動と同じじゃね?」と。
神話=エロゲ・アニメ
壁画・絵画=ポスター・タペストリー・複製原画
彫像=フィギュア・ドール
「あぁ、なるほど」と一人で合点してしまいました。
当時のポンペイの人々は、我が家にそういった神話を散りばめることで
まるで楽園のようなひと時を演出したかったそうです
同じじゃね・・・w
海外の人たちに「日本人オタクは未来に生きてるなぁ」と言われる所以はそこにあるのかも・・・とか思いました。
それにしても西暦一世紀は日本では弥生時代でようやく稲作が始まったような頃だと思うんですが、
この頃のローマ人達は公共浴場はもちろん、富豪の家には「追い炊き釜」のついた浴室があったというのが驚かされます。
そうやって見てみると、日本人とかローマから比せば当時は今で言う先住民族くらいの文明格差があったんだなぁと。
あとは、闘技場があってそこでグラディエーター(剣闘士)が命をかけて闘ったんだそうですな。
「命をかけて」って解説がある以上、ガチで殺しあったんですよね・・・
それを見て興奮する市民達・・・いや、まぁ神聖な「儀式」でもあったそうなんですが。
また、市民社会を支える為には「奴隷」が不可欠で、屋外での肉体労働は奴隷が行っていたんだとか。
解説の至る所に「奴隷」という言葉が出てきます。
当時の奴隷に生まれなくてよかったなと・・・ゆとりっ子の私は思ってしまうのでした。
(まぁ現代人も似たような社会構造作ってるじゃんねとか悪態ついたり)
とにかく、現代の常識から離れて一時の思考探求が出来るこういう展示は楽しいですね。
何か自分にとっても、良い刺激になっていきそうです。
今日は入道雲がいっぱいですごかった・・・
そして、おみやげに買ったローマの「古代パン」は、微妙だった・・・
http://www.ctv.co.jp/event/pompei/about.html
それより衝撃を受けたのが3階で開催されていたアマチュアの書展でした。。。
5歳児の書く「書道」
そのテーマが「つり」「ほし」「なつ」etc...
すごく単純な題材で、ちょっとくすっと笑いたくなるような拙い字なんですが
何だか伝えたい「意図」って奴がすごく直感的に伝わってきて・・・
これを見た瞬間、自分が5月にぶっ倒れたときの走馬灯が一気に蘇ってきた感じがしました。
脳がぶっこわれて、言語野がおかしくなって
いろんな概念の中で象徴的だった「子供の時の記憶」を見てるような感じで
人間って、子供の時からみんな大体同じように「成長」していくんですよね
また同時に大人になるにつれ素直に感情を表現出来なくなって「弱く」もなっていく
言葉の中に「子供の時からの素直な感覚」を込められたら、どんなに素敵だろうとかちょっと今は思ったりします。
言葉はいろんな「イメージ」を表すために存在していて、
またそうやって作られた言葉の中には同じ言語を共有する以上同じイメージがあって
でも子供一人一人に「好きな言葉」は違っていて・・・
展示様式がなんかすごく狙った感じなんですよね
ぐるーっと一周すると、その書道会の大人の作品に至るという。
段々段々題材が複雑になっていって、最後には漢詩の「蘭亭序」に至るという。。。
最初見たときは「何じゃこの念仏?!」と思いましたw
えっと、それでポンペイ展ポンペイ展・・・
1300円も入場料払ったんですから、それ相応の感想を用意しとかないといけないなぁと思いつつ。
まず、「ポンペイ」という遺跡が何ですごいのかっていうと、
西暦79年のヴェスヴィオ山(ポンペイから北西10km)が噴火して、
その降り積もった火山灰の「おかげ」で当時のローマ帝国の都市ポンペイの町並み、生活様式がそのまま保存されたという2000年の時を経た「奇跡のタイムカプセル」ということなんですよね。
当時のローマ人たちはギリシア神話がとても好きで、邸宅の壁画や飾ってあった絵画、そして彫像にはありとあらゆる神様(ビーナスとか)が描かれていました。
そこでふと思ったのが・・・
「これって現代の日本人ヲタの行動と同じじゃね?」と。
神話=エロゲ・アニメ
壁画・絵画=ポスター・タペストリー・複製原画
彫像=フィギュア・ドール
「あぁ、なるほど」と一人で合点してしまいました。
当時のポンペイの人々は、我が家にそういった神話を散りばめることで
まるで楽園のようなひと時を演出したかったそうです
同じじゃね・・・w
海外の人たちに「日本人オタクは未来に生きてるなぁ」と言われる所以はそこにあるのかも・・・とか思いました。
それにしても西暦一世紀は日本では弥生時代でようやく稲作が始まったような頃だと思うんですが、
この頃のローマ人達は公共浴場はもちろん、富豪の家には「追い炊き釜」のついた浴室があったというのが驚かされます。
そうやって見てみると、日本人とかローマから比せば当時は今で言う先住民族くらいの文明格差があったんだなぁと。
あとは、闘技場があってそこでグラディエーター(剣闘士)が命をかけて闘ったんだそうですな。
「命をかけて」って解説がある以上、ガチで殺しあったんですよね・・・
それを見て興奮する市民達・・・いや、まぁ神聖な「儀式」でもあったそうなんですが。
また、市民社会を支える為には「奴隷」が不可欠で、屋外での肉体労働は奴隷が行っていたんだとか。
解説の至る所に「奴隷」という言葉が出てきます。
当時の奴隷に生まれなくてよかったなと・・・ゆとりっ子の私は思ってしまうのでした。
(まぁ現代人も似たような社会構造作ってるじゃんねとか悪態ついたり)
とにかく、現代の常識から離れて一時の思考探求が出来るこういう展示は楽しいですね。
何か自分にとっても、良い刺激になっていきそうです。
今日は入道雲がいっぱいですごかった・・・
そして、おみやげに買ったローマの「古代パン」は、微妙だった・・・
この記事のトラックバックURL
http://greenchips.blog.2nt.com/tb.php/359-e54b0e61